好きな本や雑誌の表紙からサイトで使えるカラーコードを調べられる「Color of Book」
■本や雑誌の表紙からサイトで使える色を調べられる「Color of Book」
本や雑誌の表紙カラーからその雑誌のカラーを調べて、その雑誌で使用されているカラーをカラーコードとして自動的に抽出し右側に表示してくれます。
詳細は以下より↓
■気に入った雑誌の種類から選ぶことが出来る。
このサイトの特徴は雑誌名や書籍名以外にも、男性、女性などのカテゴリから、ファッションのジャンルを選択することにより参考となる雑誌を見つけることが出来る点です。
これにより雑誌名などに詳しくなくても雰囲気で雑誌を探すことが出来ます。
以下より、検索の流れをご説明します↓
まず例えば、「ファッション誌から探す」と選択すると「女性」「ストリート系」「SEDA」と性別からファッションのジャンル、そしてそれをメインにしている雑誌名まで出てきました。
次に「検索」をクリックすると↓
このように最近発行されたその雑誌の表紙を一覧で表示してくれます。
そして、気に入ったデザインの雑誌をクリックすると↓
このようにその雑誌に使用されたカラーを解析しそののカラーコードを表示してくれるのです!
これによりサイトデザインで使いたいカラーを探し、そのカラーにはどんな色が合うのかというところまで分かり、右サイドにカラーコードまで表示してくれるため、サイトのカラータグなどにそのまま使うことが出来てしまいます。
上の写真の場合、ロゴや髪や肌の色まで認識されているように見えます。
■プロのカラーリングや配色をそのまま参考に出来る。
ファッション雑誌などの色使いは各年代に合わせて売れる為に制作過程でデザイナーによるプロフェッショナルな配色がされているのでサイトデザインにそのまま活用出来るという点はかなり優れているのではないかと思います。
そのままのものを使わなくても配色の勉強にはうってつけだと思われますのでブックマークしておくとかなり役立つ便利サイトです。
また、上記では女性向けのファッション雑誌を例にして掲載しましたが、もちろん男性向けや女性向けでも着物専門誌やスポーツ雑誌まで幅広く選択出来ます。
■着物専門誌「きものSalon」の場合はこのような配色↑
■↑男の物欲を刺激する全方位モノマガジンSTYLE maxの場合はこのような配色。
■Amazonにある雑誌からも同じようにカラーを調べられる。
さらに凄いのが、アマゾンに掲載されている雑誌のカラーも同じように調べることが出来るというところです。トップページにある書籍全般から探すというところで好きな雑誌や本の名前などを入力すると↓
同じように一致した雑誌名などが表示され、上記と同じようにカラーコードを抽出してくれます!
ちなみに雑誌のカラーから生成されたPhotoshop用のカラーパレットもDL出来るようになったようです。ターゲットを絞った配色が行いやすくなるためサイトやブログの配色だけでなく、その他のコンテンツのデザインなどにも利用が出来そうです。
■サイト作成にもカラーの使い方を勉強するのにも最適。
このサイトは雑誌や有名サイトにも紹介されていてウェブ制作関係の人なら結構知っている有名なサイトです。配色というものにより訪問者、お客さんから見えるサイトの印象なども決まっていきやすいのでこのようなツールを使うことで、自分のサイトを見に来た人に合ったカラーテーマを決めることが少し簡単になるかもしれません。
また、どの色とどの色を一緒に使って表現しているのかなどの部分はかなり参考になります。
安易なサイトのまるパクリなどは間違ってもしてはいけませんが、自分が取り扱っている、取り扱いたい商品がある場合なども商品を購入してくれる人が多い世代やジャンル別の層や、その層の好みそうなカラーを書籍や雑誌を通して調べて、その結果を自分のサイトやネットショップなどに反映して行くと面白いと思います。
Color of Bookは以下よりアクセス出来ます↓
「Color of Book」 http://colorchart.jp
※雑誌の画像はAmazonなどから流用しているもののようですので、一部画像についてうまく抽出が出来ない場合もあります。