売れるネットショップにするための7つの方法。
売れるネットショップにするための7つの方法。
ネットショップを立ち上げて運営して行くなら誰でも売れるショップにしたいと考えると思います。
ですが、実際には売れるショップと売れないショップだと殆どが売れないまま撤退してしまうパターンとなっており日々多くの業者がネットショップ業界に進出しては一定期間の後に撤退してしまう循環が続いています。
そこで今回は売れるネットショップにするための方法を7個書いてみたいと思います。
一応その前に、全て個人的な主観での意見なのでこれをやれば絶対に売れるという結論では書いていません。
ただ、最低限これくらいはやっておけば将来的に売れるネットショップに成長する確率が上がるだろうと思う方法です。
以下よりご覧ください↓
■連絡先、営業時間や特定商取引法は真面目に記載する。
これは当たり前の事ですが、間もないうちに撤退してしまうショップはこの辺りの記載が曖昧だったりする事が多い印象です。バーチャルであっても実際の商取引でお店とお客さんの繋がりはリアルと同じなのでお店側と連絡が取れる時間やお取り引きの条件などは他のサイトの受け売りでも良いので真面目に記載する事が大事です。
また、細かく真面目に記載して行く事によりしっかりと取り組む意思が生まれ長続きしやすくなります。
それと特定商取引法、配送方法などの欄は、お客さんへ示すだけのものではなく、自分のネットショップに無理な部分がないかを探す便利なツールです。
一つの項目を用意したら、他の項目もそれに合わせながら運営する側とお客さん側の両方にとって満足いくような文面を考えて行くと良いでしょう。
■最低限、クレジットカードと代引き決済は導入する。
これも上記と同様に銀行振込のみなどと記載しているお店が撤退しているところを個人的によく見かけます。
受注生産など特殊な事情の場合は仕方ないですが、始めてお買い物をするお店で銀行振込だけが決済方法のお店では不安でお買い物をしたくなくなると思います。
ヤマト運輸、佐川急便などで代引きが出来るように、クレジットカードもVISA、MASTER、JCB、DINERS、AMEXの5つは使用出来るようにしておくべきです。
運送会社やクレジットカード会社のロゴがあると無いだけでもお客さんから見た印象や信頼感は相当変わってきます。
VISA、MASTER、JCBだけでなくAMEXやDINERSのブランドのカードをご利用の方も多く居られますので購入意思があっても決済出来ず諦めてしまうという流れを無くす事が出来ます。
商品にもよると思いますが、ネットショップ運営を行って行く中で感じた僕の主観では運送会社の代引きが一番多く、次にカード決済、その次が電子マネー、銀行振込、コンビニ決済などの順です。
■資金に見合わない出費は控える。
カードなどの決済の場合と、とくに電子マネーでの決済の場合は売り上げの入金が振込や代引きに比べ遅くなる事が多いので沢山売れた場合でも資金が減った状態のままで商品の補充を行わなければならなくなる事があります。
これが続くと大変な事になるので資金が入金される前に底をつくような事の無いように注意しましょう。
電子マネー関係は入金サイクルが遅いため、ある程度資金に余力がある状態からの導入または利益率が高い商品の場合などでの導入をお勧めします。
僕は経験上、まず代引きを導入し、次にカード決済、その後余裕が出てくれば電子マネーなどの流れが良いと考えています。
■業者等に任せず極力自分で判断と運営をする。
ネットショップの管理運営等、在庫管理だけでなくサイト自体の管理、SEO対策や広告の管理なども出来ればオーナーさんが行う事をお勧めします。
これは一度重要な部分を他人に任せてしまうとその先も内容がよく分からないまま他人任せにし続けないといけなくなる可能性があるからです。
また、それらを自分で行う事により出費を抑える事にも繋がりますし、ネットショップの立ち位置を含めた全体像を把握しやすくなり、臨機応変に全ての事に対応しやすくなるので最初は大変ですがチャレンジしてみる事をお勧めします。
■自分がお客さんだったら買いたいと思えるようなショップ作りを行う。
「もし自分がお客さんだったらこのお店から本気で買いたいと思えるか。」という部分がショップ作りにおいて一番と言っていいほど重要な部分だと思います。
「これだけしたら大丈夫だろう」くらいの感覚ではなく、実際に自分がお客さんの気分になって商品を買いたいと考えて検索をかけて自分のサイトにアクセスして、そこから商品を選んで、購入を決めて、購入手続きをして、それから商品がどのようなカタチ(梱包等)で届けられるか。までを想像しながらショップ作りを行う事をお勧めします。
上記の事柄を逆に考える事によって、
完璧と思っていた部分の中にある「粗」を見つけ出し改善する事が出来ます。
商品の写真やサイトのデザインなども含め少しずつでも改善や補正を行えば確実にお客さんにとって「かゆい所に手が届く」お店にして行く事が出来ると思います。
■事前に売る商材が求められているかをリサーチする。
商品の選び方についてですが、あまり多くの大手通販や量販店が出店してるカテゴリへの進出は資金力の差が左右する世界になりやすいですし、逆にニッチでも今度はお客さんの量よりもお店の方が多くなってしまい少ない客層を多くの店が奪い合う状態のカテゴリがあるため「これが正解。ここなら大丈夫」という部分がありません。
個人的におすすめするのは、まず自分が興味があり知識も豊富な分野から絞って考えるというやり方です。
多少ライバルが居ようとも、その他のライバルサイトに負けないだけの知識や経験をお持ちなら後からの出店でも軌道に乗せて行く事は十分可能だと思います。
逆に売れやすい商材であっても知識や経験が乏しいと軌道に乗せる事が難しくなってくる可能性があります。
■最初は売れなくても諦めない。
正直最初から売れるお店なんてほとんどありません。あるとしたら芸能人みたいに知名度がある人が大々的に宣伝して始めたお店くらいです。
知名度は1からお店とお客さんとの繋がりの中で高くなって行くものなので、最初から売れなくても諦める事はありません。諦めてしまえばそこで終わりなので「耐える」そして「何を改善して行くか」を考えながら多くの人に見てもらえる、買ってもらえるお店を作り上げて行きましょう。
始めても全然売れない、、、。それを逆に言えば、「最初は考える時間がたっぷりある」ということです。
忙しくなって行くと、色々とやる事が増えてしまい業務で手一杯になり考えるより仕事になってしまうケースもあるので、時間がある時に様々な事を学び実践し将来に応用出来るように蓄えておく事をお勧めします。
もしかしたら本当は売れるはずのネットショップだったのに、安定する前に売れないと言って早々と諦めてしまった為に、本来ならあなたのネットショップがあったはずの場所に誰か他の(諦めずやってきた人)のショップが誕生してしまう事だってあるのです。
そしてそのショップでお買い物をしているお客さんは本来なら諦めていなければ自分のショップに来るはずだったらお客さんなのかもしれません。
それってとても勿体ないし悔しい事ですよね。。。
僕がはじめて運営していたネットショップに関して言えば、もともとあまり資金が無くお金をかける事が出来なかった状態から始めたのもあり最初の数ヶ月は売り上げゼロや多くても2万円程度しかない状態が続いていましたが、それでも半年諦めずやっていたところ月の売り上げが数十万円単位まで急上昇しました。
メルマガの登録者も一気に増えましたしこのときは本当に嬉しかったです。
ここでのポイントは少しでも毎日何かしらの更新を行ったり、お客さんが利用しやすいようにサイトに変化をつけるような作業を行ったりと手をかけ続ける事です。
作って放置だけだとどんなに時間が経っても売れません。
ネットの世界は情報の伝達速度は高速ですが、ゼロや1からコンテンツ(ここでいうネットショップや商品)を作り出して、それが人目に触れて評価されるまでの期間は長い単位で行われて行くものです。
半年から1年売れなくても、それくらい経てば検索エンジンのインデックス数なども増えて知名度も上がり入り口も広がってくるので最初に比べれば人目に触れる事は多くなります。
そして今までのお客さんがリピーターとしてお買い物をされたりする事も増えてきますから新規のお客さん+今までにお買い上げいただき信頼していただいているお客さんからの売り上げというカタチに変化して行きます。
「売れる、売れない」の部分はその段階に来てから考えてみないと分からないのです。
上記は実際に僕が運営を行ったショップの売り上げグラフです。
試行錯誤を行いながらの半年で売り上げが一気に増えている事が見ていただけると思います。
★ここまでに書いた事は基本的にネットショップとしてはやっておいた方が良い事、またはやっておかなければならない事でした。
それ以外で実用的な要因は上記含め多くありますが、
「売れたら良いな」ではなく「売れるショップを作る」という部分で自身のネットショップを進化させお客さんとお店とが喜び合える状態に高めて行く事が何よりも大事だと思います。
こうしたら絶対に売れるという方法や法則はネットショップ含めどんな職種にも存在しませんが、そのような試行錯誤を行っていくうちにある程度コツのようなものが分かってくると思います。
ネットショップとは名前だけで行っている事は普通のお店を経営するのと同じですが、
普通のお店より楽に出店開業出来るため、面倒になったら売れたり儲かる以前に簡単に諦めてしまう人が多いため売れないなどと言われている部分もあったりするのです。
確かに才能や運や資金力も大切ですが、それ以上に情熱を保ち続ける事が売れるネットショップになる秘訣だと考えています。
上記は実誤を行いながらの半年で売り上げが一気に増えている事が見ていただけると思います。