SEOとは?実はSEO対策が危険な5つの理由と検索エンジンとの向き合い方。
実はSEO対策が危険な5つの理由。
SEOとは(Search Engine Optimization)の略で「検索エンジン最適化」の事を指します。
通常、インターネットの世界は検索エンジンのキーワード検索結果で上位に来るサイトほどアクセス数が高くなるため、どのように検索エンジンの上位に自分のウェブサイトを表示させるかという部分で行われる技術のことです。そのため、現在、数多くのサイトがこのSEOを気にしながら運営を行っています。
しかし!過度にSEO対策をする事が逆に自分のサイトの価値を下げてしまい、最終的には検索順位の下落や最悪「検索結果から消されてしまう」危険だってあるのです。
ここではこの危険なSEOの罠にハマらないように注意すべき点を記載しています。
詳細は以下より↓
■検索エンジンはあなたのサイトをちゃんと見ている。
検索エンジンはYahoo!も含め今の日本ではgoogleのシステムを使用したものがほぼ全てとなっており、ネット利用者のほとんどがこのシステムを使用しています。
検索エンジンは様々な観点からサイトを評価し、その評価に従ってサイトの順番を並べ替えます。この並べ替えの順によってアクセス数=見てくれる人の数が変わってくるのです。
そのため多くのサイト運営者が検索エンジンへの最適化と呼ばれる行為を行い少しでも上位にサイトを表示させるために日々悪戦苦闘していたりするのです。
ちなみに検索結果は一説には200にも及ぶ角度からサイトを評価しているため何か一つの要因だけで上位表示などは殆ど有り得ないです。
そのためネットショップやサイトを立ち上げた時には殆ど誰の目にも触れる事がありません。そういう事なのでどんなお店であっても初日や間もない頃に商品が全く売れないのは一緒です。
ここで焦って試行錯誤をする事で悪い方向へサイトを向かわせていく事があるので注意してください。
■検索エンジンに嘘は通用しない。
検索エンジンはシステムを組まれた機械のようなものなので盲点のような部分もどうしても出てきてしまうのですが、googleのシステムは日々進化しており、例えばソフトで自動的に作った文章やどこかのサイトからコピーしたような文章、人の作った物と似ているサイトなどはすぐに見つかってペナルティを受けてしまいます。
googleが行っている「対SEO対策」は世界中のエリートを集めたような最先端の機関らしいので勝ち目は無いです。
被リンクと呼ばれる他サイトからリンクを貰う事でサイトの評価を上げる手法が一般的とされていますが、出来たばかりのサイトに大量のリンク貼られていたり、リンクされているサイトと自分のサイトのコンテンツが関係ない場合など全部バレるようなのでこれからはこのような事は行わない方がトラブルが起こりにくいです。
■今、googleは過剰なSEOを排除する方向にある。
現在、googleなど大手検索エンジンのシステムは度を超えたSEO対策を施しているサイトを排除して行く方向にあると見て間違いないです。上位表示された方が売り上げがアップしやすい為、それを利用してSEOだけに特化したサイト作りで、例えば狙ったキーワードをサイト内に大量に入れる、無意味な被リンクを大量生産し評価があるサイトのように見せかける等のSEO対策が横行してしまい、検索エンジンの利用者にとって害でしかない状態になりつつありました。
そこでgoogleなどは日々検索エンジンでの評価アルゴリズムを改良しアップデートを行い、検索する人にとって正しい結果が導きだされる精度を高めてそのような「嘘」や「まやかし」が出来ない環境作りを今まで以上に取り組むようになってきたのです。
googleが掲げている「世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにすることです。」という部分での「整理」を本格化させたのだと思います。
■楽をするより真面目に作った方が実は収益に繋がる。
被リンクだの、キーワードだのと様々な要因を利用して上位表示を行いたいと頑張ってSEO対策を行うよりも、実はサイトのコンテンツを魅力的なものにしていく努力をすれば、それを見た人が気に入ってくれてリンクを貼ってくれ、それが被リンクとなり、
自分が頑張って作ったコンテンツがサイトのボリュームを増やし入り口を増やしてくれる事で過度なSEO対策を行わなくてもお客様が増えていく可能性が高いです。
逆にSEOばかりに重点を置いたとしても、コンテンツや商品に魅力が無ければお客様は去っていってしまい、自発的なリンクを貰える事も少なくなってしまいます。
せっかくですからサイトの魅力をアップさせる方向に重点を置いてみてはいかがですか?
■サイトが伴わなければどんなに上位に行っても売れない。
あたりまえですが、サイトの内容がアクセス数に伴わなければ、どんなに上位に表示しても売り上げが上がりません。それどころか、内容の薄いページだと多くの人に思われるだけで自分の価値を下げてしまうようになりますので多くの人が見ても充実してそのお店で商品を購入したいと思ってくれるようなサイト作りを行いましょう。
■過度のやり過ぎはサイトの評価を下げてしまう。
上にも書きましたが、過度にSEO対策を行いすぎることで検索エンジンに怪しいサイトと判断されたり嫌われてしまったりして上位表示はおろか検索結果からも消されてしまう可能性だってあります。
あまりにひどすぎる場合はもうサイト自体をドメインも含め一から作り直さなければ復活出来ないレベルになる事すらあるので気をつけてください。
実際、僕のサイトも以前過度なSEO対策によりサイト順位を大きく落としてしまった事があります。
そのときは特定キーワードで15位くらいから一気に圏外でした。
また、自分では善かれと思ってやってしまった行為でも検索エンジン側から見れば不自然な動きと認識されてしまいペナルティ(サイトに対する評価の下落)を受けてしまう事があるので十分注意してください。
検索エンジンはサイトの信頼性=どれだけ真面目に多くの人に求められるコンテンツを制作運用しているかという部分に重点を置いて日々進化していますので、多くの人に、または情報を求めている人たちに愛されるようなサイトを作って行くように心がけていればSEO対策を過度に施さずとも自ずとアクセス数や売り上げに繋がって行くはずです。
■SEO業者には気をつけよう。
SEOの結果によって売り上げが変わるならとSEO対策業者に依頼をするパターンもありますが、
そこで行った対策がgoogleの怒りに触れてしまい逆に順位を下げられてしまったりする事があります。検索エンジンのシステムはどんどん新しくなっており、今までOKだった対策が明日からアウトになることなんて日常的にあります。それに実際どのような対策を行っているのかを明かしていない怪しい業者も多数いるので気をつけてください。
そしてもし行うにしても期待せず自己責任で何があっても、お金がたくさん掛かった上に順位が下がる可能性があるということまで考えた上で諦める覚悟で依頼した方が良いです。
実際に悪質なSEO対策のリース契約などを行ったがSEO対策で上位表示出来たような効果がなく訴訟に発展するようなケースも報道されているように、SEOは「これが答え」という部分が無いもののため、例えて言えば予言や占いや「高い壷」を高額で買わされるような商法被害と似たような事例が多発しているようです。
SEOを行う、または依頼するという前に、まずは自分でSEOがどんなものなのかを調べてみるのが大切ですし、それにより自分で出来る事を理解し、そのようなトラブルに巻き込まれないように事前に業者対策を行っておきましょう。