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2013年7月20日土曜日

AdWordsのキーワードツールが近々使えなくなるらしい


Adwordsキーワードツール画像TOP

AdWords(アドワーズ)のキーワードツールが近々使えなくなるらしいという話。

海外SEO情報ブログさんで紹介されている
「悲報:AdWordsキーワードツール終了(予定)のお知らせ」の記事を見て初めて知ったのですが、
AdWordsが提供していたキーワードツールが利用出来なくなるそうです。

Adwordsのサイトで確認したところ数ヶ月以内に外部向けキーワードツールはご利用いただけなくなります。と掲載されていました。
今後はキーワードツールのような機能はAdWords内にあるキーワードプランナーというサービスに受け継がれて行くようです。




キーワードツールはキーワードプランナーへ。

AdWordsキーワードツール画像1
AdWordsキーワードツールの画面より、確かに終了と書いてある。

ポイントはここで言うキーワードツールというサービスは外部向け、つまり誰にでも利用する事の出来たAdWordsのキーワードツールが数ヶ月以内に終了という事です。

現在、AdWordsではキーワードプランナーというサービスを利用する事が出来ますが、
こちらはAdWordsアカウントを取得してログインしなければ利用が出来ないサービスとなっています。

AdWordsは仕事上、個人的に僕もアカウントを取得していますが、こちらはAdsenseと真逆の立ち位置のサービスとなる「広告主」専用のサービスです。

AdWordsでは主にGoogle Adsenseに掲載してもらう広告をお金を払って出稿する事が出来、そのために広告主側がキーワードを選定して効果を高める為にキーワードツールやキーワードプランナーがあるというワケです。

キーワードツールやキーワードプランナーでは単一キーワード、複合キーワードなどから大まかな検索数やそのキーワードでの広告主の数など、出稿する側にとって有益かどうかを判断する際に役立つ具体的な情報を得る事が出来ます。


キーワードツールをSEOに使うなって事なのかも。

Adwordsキーワードプランナー1検索画面
ちなみにキーワードプランナーの画面はこんな感じです。

キーワードツールの終了理由はよく分かりませんが、新たに開設されたキーワードプランナーとサービス内容が被ってしまうのが主な原因だと考えられますが、個人的にはキーワードツールをSEO対策に利用するやり方が知れ渡ってしまった事も原因なのかなと思ったりします。

本来、キーワードツールは広告キャンペーンの掲載結果を判断する為のコンテンツとして稼働していたものだと思うので、AdWords利用者以外にSEO目的で頻繁に利用される事自体を望んでいなかったのではないかと。。。

匿名で利用出来る状態でキーワードツールを公開しているとアクセス数とキーワードの関係を元にした広告やアクセス数目的のサイトが量産されてしまい、正しい情報を提供するサイトや自然な情報量などへの評価が変わってきてしまうことへの懸念なのかな。と。
(実際、広告と特定キーワードだらけのサイトが上位に居たりしますし。。。)

AdWordsアカウントはGoogleへ広告料の支払いを行う事を前提にしており、クレジットカードの登録や運営者の個人情報も登録しなければなりませんので、実名主義というか、自分の事をGoogle側に伝えた上でなければ様々なサービスを利用出来なくなってくるのでは?と思います。

僕がもし同じようなツールを運用する立場であれば「あわよくばお金儲け」のサイトより「本格的に身元を明かして事業としてサイト運営してます!」っていう感じの方々に使ってもらった方が有益だと思いますし。


いっそのことAdWordsに出稿した方が効果があるんじゃないかと。

アドワーズキーワードツールアイキャッチ画像
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ちなみに、AdWrodsに登録してもお金を払わなければいいだけなので引き続き利用して行きたい人はこれを機会に登録してみるのも良いと思います。

もっと言うと、多くの人に見てもらう価値のあるサイトや商用サイト、ECサイトであるなら、いっそのこと、AdWordsで広告を出稿した方がSEO対策をせっせと行うよりダイレクトに効果が出ますよ。

スモールキーワードなら1クリック数円から数十円で確実に検索結果のTOP3くらいにその日のうちに表示してもらえるのですから。


AdWordsキーワードプランナーについての詳細はこちらから。
AdWordsのログイン画面ではキーワードプランナーは「ツールと分析」という部分にあります。